ベイトロッドの必要性と使い分け
こんにちは。
梅雨も明けて各地で30℃越え、ついに来てしまいました。
苦手な夏が・・・
前回はルアーについて解説させて頂きましたので、今回は
ベイトロッドについて解説していきます。
・ベイトロッドとは
ベイトロッドは主に比較的重量のあるルアーを投げる時に
適しているロッドです。バスフィッシングで言えば約7g以上
のルアーを投げるのに使用していきます。
1ピースタイプと、持ち運びに便利な2ピースタイプがあります。
・スピニングロッドとの違い
ベイトロッドには当然ベイトリールを装着するのですが、まず、
基本的にスピニングロッドと比べると全体的に硬いと感じる事
だと思います。
それもそのはず。重いルアーを投げる為には、ある程度強度が
ないとダメですからね。
そして見た目で最大の違いは、リールを装着する所の裏側にトリガー
と呼ばれる指を引っ掛ける為の爪が付いています。
・ベイトロッドも様々
ベイトロッドと言っても長さや、硬さも様々。
どれをえらべばいいの?ってなってしまいますよね。
解決していきます。
ベイトロッドには、タグや本体に168MH、172Hなどと
表記がされています。これは何なのかというと、
【例】168MHの場合
1 ←1ピースタイプ
68 ←長さ(フィート及びインチ)
MH ←硬さ
最初の1の部分がロッドの本数です。2ピースタイプの場合は
2になります。
次に68の部分ですがここには長さが表記されます。単位は
フィートおよびインチですので注意して下さい。
上記の場合ですと、6フィート8インチです。
因みに、1フィート=約30センチ 1インチ=2.5センチ
ですのでこの場合ですと約2メートルのロッドという事になります。
そして最後のMHの部分は簡単に言いますとロッドの硬さです。
UL<L<ML<M<MH<H<XHという順に硬くなります。
・ロッドの使い分け
先述の通り長さや硬さは様々です。これをどのように使い分けるかに
ついて説明させて頂きます。
使い分けについては、人それぞれあると思いますが、ここでは基本的
な使い分けについて解説させて頂きます。
長さについて
ロッドは基本的に、短いロッドより長いロッドのほうが、遠投性能が
あります。よりルアーを遠くに飛ばせるという事です。
ですので、遠くを攻める必要性があるところでは、長いロッドが威力を
発揮します。
反対に短いロッドは、長いロッドより操作性が良いです。
ですので、ピンポイントで狙いたい場所や狭い場所で活躍します。
硬さについて
ロッドの硬さは投げるルアーに応じて合わせていきます。
例えば、MHの表記のロッドだと大体ですが、
10g~30gのルアーを投げるのに適しています。
このように硬さは投げるルアーに応じて合わせていくことが
ストレスなく釣り楽しむ為に大切になってきます。
因みに、この適したルアーの重さは長さ、硬さ同様でロッドに
10g~30gなどと表記されています。オンス表記もありますので
注意してください。→1/4oz~3/8oz等。
このようにベイトロッドと言っても様々な種類のロッドがありますので
ご自分の環境に応じたロッド選びが大切になってきます。
どの重さのルアーを使いたいのか、遠投したいのか、などをしっかり把握
した上で選んでいくことをおすすめします。